このコーナーのテーマは、ホームページ・ビルダーV9までのバージョンでXHTML文書は作成できるのか?についてです。ここでは、XHTML1.0 Transitional DTDに則したXHTML文書を作成できるかを取り扱います。
HTML文書を作成して、ファイルを保存するときに、ファイルの種類で「XML形式のHTMLファイル」というのを選択することが可能です。

でも、このままだと、なんか不思議な文書になってしまいます。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN">
<html lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS" />
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
<title>斬・Webオーサリングソフト(単にXML形式で保存したモノ)</title>
<style type="text/css">
<!--
div.honbun{
line-height : 1.5em;
margin-left : 10%;
margin-right : 10%;
}
BODY{
font-size : 1em;
color : #000000;
background-color : #ffffff;
}
(以下省略)
XHTML文書として適合しているところ
XHTML文書としてまずいところ
文書型宣言を変更するのは、メニューの「ツール」 →「 オプション」 →「 ファイル」 で行います。

図2:オプションのファイルタブ
図2の画面で、「DOCTYPEを出力する」にチェックを入れたまま、入力されているテキストの内容を以下のように変更します。
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
これで上書き保存をしてみます。文書型宣言を変更したファイル
でも、まだおかしなところがあります。一つは、html要素のxmlns属性とxml:langがありませんし、
メニューベースでどうしようもなければドキュメントアウトライナで補えばと思うのですが、html要素の属性としてxmlns属性やxml:lang属性は登録されていません。
未定義の属性を定義してやらないといけないのです。xmlns属性の値は、http://www.w3.org/1999/xhtml となります。xml:lang属性の値はjaとなります。
二つ目は、スタイルシート内の要素が大文字のままであることです。XMLでは大文字と小文字を区別します。したがって、BODYとbodyは別要素として扱われます。ホームページ・ビルダーでは、HTML部分の大文字・小文字の吐き出しの制御はできるのですが、スタイルシートについてはできません。手打ちで修正するしかありません。
最後はスタイルシート内にコメントがある点です。これについては、コメントを取っ払うか、<![CDATA[ コメント付きスタイルシート ]]>か、外部スタイルシートにしてしまうかで対応することになります。
ホームページ・ビルダーの設定を変更するだけでは、正しいXHTML文書にはなりません。したがって、ある程度手修正を覚悟しなければいけません。
XHTML文書作りたいのなら、V10にアップグレードするかDreamweaverMX2004 かGoliveCS2をおすすめします。