V10からXHTML文書に正式対応しました。そこで、ホームページ・ビルダーV10以降でXHTML文書を作る場合について説明します。
V10では修正プログラムを適用してからこの文書をお読み下さい。V11ではそのままでOKです。
文書型宣言を変更するのは、メニューの「ツール」 →「 オプション」 →「 ファイル」 で行います。以下のように変更します。
V11の場合

V10の場合

新規ファイルを作成する場合のフォーマットで、XHTML1.0を選択です。
これで、XHTML文書を作成する準備は整いました。
手順的には、「第1章 基本的なマークアップを施す」と同じです。
XHTMLで新規作成したときの画面(V11)は下の図のようになります。V10でも吐き出すXHTMLソースは同じです。

HTML4.01の時と変わっている部分が3つありますね。
1つ目は、文書型宣言の部分です。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
2つ目は、html要素に、xmlns属性がつくようになったことです。
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
最後は、meta要素を閉じる部分が、「 />」となっていることです。
実際に、第1章で使った要素を使ってマークアップを施した文書のソースはどうなっているでしょうか? →作成したXHTML文書を見る
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS" />
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
<title>斬・Webオーサリングソフト</title>
</head>
<body>
<h1>斬・Webオーサリングソフト</h1>
<p>Webサイトを作成する際に、お世話になる方も多いであろうWebオーサリングソフト。私もお世話になっています。
従来、これらのソフトが吐き出すHTMLソースは、とんでもないモノが多いということで、使用すること自体がまずいとか言われてきたものです。<br />
しかし、性能も向上したことですし、<strong>インストール後のデフォルト状態でどれだけまともなソースを吐き出すかを検証</strong>してみましょう。</p>
<h2>検証対象となったソフト</h2>
<p>今回、この企画の餌食、もとい対象となったソフトは以下のとおりです。Windows環境で動作する無料ソフトです。</p>
<ul>
<li>FrontPageExpress</li>
<li>Netscape Composer(Netscape4.78付属)</li>
<li>Netscape Composer(Netscape7.01付属)</li>
</ul>
<address>文責:FUMING(fuming@neko.chan.ne.jp)</address>
</body>
</html>
html要素に、lang="ja" xml:lang="ja" が入っていると嬉しかったのですが、そこは手打ちかアウトラインデザイナで補って下さい。
ホームページ・ビルダーのページ編集画面だけを使っている限りは、さほど意識する必要はありません。ですが、ソースを直接編集する場合には知っておかなければなりません。
設定からXHTML1.0を選択した時点で、DOCTYPE部分の変更はできなくなります。
ホームページ・ビルダーV10がデフォルトで吐き出すXHTML1.0文書はTransitinal DTDに基づいたものになっていて、XML宣言が先頭にあります。
特に、Internet Explorer6では、XML宣言のあるXHTML文書は後方互換モードとして解釈してしまうというバグがあります。これにより、標準モードとして解釈するFirefoxやOperaなどのグラフィカルブラウザと見栄えに差が生じます。
Internet Explorer7では修正されますが、Windows2000より古いWindowsでは使えません。
DOCTYPEを吐き出さないように設定を変えて、ひな形用のページを用意して、「ページの複製」を使うという手があります。これは最終手段ですので、あまりおすすめしたくないです。
なお、UTF-8以外の文字コードでXML宣言を省略する場合、サーバー側で文字コードの指定をする必要があります。