久々にアクセシビリティに関する本です。
日本でも第一人者の面々が翻訳に携わっております。
Webアクセシビリティ ~標準準拠でアクセシブルなサイトを構築/管理するための考え方と実践~ (Web Designing BOOKS)
Jim Thatcher Michael R. Burks Christian Heilmann 
翻訳本と言うことで、日本の事情とは食い違う部分も多々あったりするので、それをまるまる当てはめることはできない部分もあったりします。それを差し引いた上で、自分たち(制作者・運営者)はどうすればいいのか?を考える必要があります。
最後の方で「日本のスクリーンリーダー」という章がもうけられているのは、アメリカとは全く事情が違うから故だと判断しています。
2005年に渡辺隆行氏らによって行われた調査「日本の視覚障害者用ウェブ利用ソフトの機能調査」の時には当時のWCAG2.0でいう「Baseline」となるべきソフトとして「JWAS6.2」と「ホームページ・リーダー3.04」をあげており、日本で普及率の高い、「XP-Reader」「95Reader」の名前は挙げられていませんからね。
海外事情を知ったり、アクセシブルなFlash/PDF/Javascriptを提供する際に必要なことというのはこの本に書かれているので、そういう面では大いに参考にすべき本でもあります。
翻訳に携われた皆さん、お疲れ様でした。
