アクセシビリティチェックツールであるaDesigner2でのHTMLモードは、aDesignerの機能とほぼ同じです。
- ロービジョンモード
- 視力に応じた見え方の表示(0.1~1.0)
- 第1~第3色覚異常に応じた見え方の表示
- 水晶体透過率に応じた見え方の表示(20代~60代)
- 音声モード
- 音声ブラウザーからの出力テキストの表示
- ウェブページの2次元の位置関係を保存しつつ、音声ユーザビリティを視覚化
ロービジョンモードでは、
- 固定フォントの問題
- 小さい文字の問題
- テキストの色の問題
- 画像の色の問題
- 各種ガイドライン準拠度
音声モードでチェックできる項目は、
- 到達時間
- ページ内リンク
- 不適切なALT属性
- 冗長なテキスト情報
- テーブルに関連する問題
- 各種ガイドライン準拠度
各種ガイドライン準拠度というのは、以下のアクセシビリティガイドラインを指します。どのガイドラインを使うかを「設定」→「ガイドラインチェッカー」で指定することが可能です。
- WCAG1.0(重要度1~重要度3)
- JIS X 8341-3
- Section 508(リハビリテーション法508条)
- IBMガイドライン
チェック結果が、aDesigner2では、「概要レポート」と「詳細レポート」に分かれています。
- ロービジョンモード概要レポート
- 問題となる箇所を示した図
- ロービジョンモード詳細レポート
- 各種ガイドラインに照らし合わせたときの問題点一覧表
- 音声モード概要レポートでは以下の3つの観点で見たときのグラフと、修正すべきかをどうかが示されます。
- Compliance
- Listenability
- Navigability
- 音声モード詳細レポート
- 各種ガイドラインに照らし合わせたときの問題点一覧表
画面構成はあまり大きく変わっていませんが、比較のため、aDesigner2とaDesignerの画面にリンクを貼っておきます。
ロービジョンモード
aDesigner2
aDesigner
ロービジョンモード設定
aDesigner2
aDesigner
音声モード
aDesigner2
aDesigner
音声モード設定
aDesigner2
aDesinger
aDesignerのHTMLアクセシビリティチェックツールとしての評価ですが、以下の点で高評価を与えています。
- ロービジョンモードで、白内障に関するチェックや視力低下に関するチェックが可能
- ロービジョンモードで、複数の視覚障害を組み合わせてチェックが可能
- 音声モードで重要な部分に到達するまでの時間がチェック可能
なお、各種色覚異常についてだけであれば、ColorDoctorでもチェックすることは可能ですし、ColorDoctorにはグレースケールモードがあるので、印刷時にどのようにチェックされるかという点を調べるには有用だと考えています。
