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保守コストの説明がきちんとできるか?

ITProの「見積もり2億円のIP電話を820万円で構築した秋田県大館市から学べること

自分達でやれば、機材代はこれだけで押さえられますよというぐらいにとらえるしかない。
だって、この値段には、構築用の人件費とか全く計上されていないのだし。
もっと怖いのは、保守に対するコストも計上されていない。

お役所ってところは人事異動がつきものだから、人事異動した後の人材をどうするかってこともあるんだよね。
私の予測としては、構築者でないとわからないところがたくさん出過ぎて、結局は構築者がサビ残で対応しなければいけないんじゃないかと。

最初に見積もりをした業者が保守コストについての説明をどれだけしたのかが気になるんだよね。

それと、一連の記事の中で、

鹿児島県 屋久島町では「ベンダーに数千万円の費用がかかると言われたホームページのシステム化(CMS導入)を,島内の中学校教諭の配偶者の方に依頼したら100万円で実現できた」(屋久島町 副町長 日高典孝氏)という(関連記事)。

となっているけど、これは絶対保守のことを何も考えていないんだなってバレバレ。

言っておくが、最初の初期導入はさほど難しくない。
拡張だのバージョンアップだのといった将来拡張性や保守の部分をどうするかをにらんでおかなければいけない。
たいていの業者は考慮してません。作ったら作りっぱなし。

OSSプロジェクトで構築したWebシステムで何が一番困るかというと、セキュリティホールの問題とかでバージョンアップをするかどうかの選択を迫られた時だ。残念ながら、保守のことまでを考えて構築されているOSSプロジェクトって少ない。
それと、もう一つ恐ろしいことに、Webシステムって構築担当者がよく逃げるんだよね。2度も業者に逃げられたっていうクライアントさんもいた。

保守コストの説明、保守コストをケチった時のリスクをきちんとできるようになっておかないとって思うんだけど。
これらのことをきちんと説明できずに、構築のところの値段しか説明できないのなら、システム屋としては半人前かと。

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2009年02月11日 08:19に投稿されたエントリーのページです。

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